The Sounds Of Science - Beastie Boys
The Sounds Of Science [1999年作品]
ちょっと前にワゴンセールでゲットした1枚
実際は2枚組のベストですが
やっとゆっくり聴けました
学生のころ
ビースティー聴くのがオシャレみたいなのがあって
頑張って聴いてたなぁ~
でも当時はラップって
カッコイイとは思うんだけど
なんかハマれなくて
途中で飽きちゃうというか
ずっと聴いていられないんすよね~
やっぱオイラ的には
メロディがないとダメなのかなぁ~
今回、少しは大人になったので
ラップも良いカンジで聴けるかなぁ~と
自分のレベルアップに期待してたのですが
やっぱアツくなるのは
「Fight For Your Right」や
「Sabotage」など
そして
やっぱり1番好きな曲は
でした
というワケであの頃から
1ミリも成長していなかったことが判明!(^^)
いつかティファニーで朝食を - マキヒロチ
いつかティファニーで朝食を [全14巻]
マキヒロチ
読了!
おもしろいよ~
とオススメされて
軽い気持ちで読み始め
なんでグルメ・マンガ?
それも朝食がテーマ?
と思ってましたが
だが、しかーし
キャラ設定の丁寧さや
ストーリーがまぁ~深い!
すぐにハマってしまいました
ちょっと大人な青春群像劇?
この作品の登場人物たちの物語を
ずぅ~っと見守っていたくなります
終わって欲しくないけど
話の先が早く知りたい
というパラドックスにおちいります(笑)
10巻に掲載の
ある1つの出来事を
主要メンバーのそれぞれ視点で
1話づつ描いていくところは
とくに読み応え十分!
終わり方も素晴らしく
すべての展開を気持ちよく回収してくれて
読後感スッキリでサイコーです
このメンバーたちのこの後を
ずっと読みたくなっちゃうので
「渡る世間は鬼ばかり」方式で
ときどき発表してもらいたいです(^^)
ただ
要所々々に出てきて
主人公たちをはげます音楽が
てのがオイラ的には少し気になりました(笑)
Carcass
Napalm Deathを聴いたら
当然、このバンドも聴きたくなっちゃいます
中心メンバーの1人である
ギターのビル・スティアーが
本家Napalm Deathを卒業して
分家として別にグラインド・コアを
極めていったというイメージがあるかもですが
先にCarcassが始まってて
Napalm Deathの創世記を
掛け持ちで手伝ってたってのが
正しいのかな
Reek Of Putrefaction [1996年国内盤CD]
1988年の7月にリリースされた
グラインド・コア史上に重要な1枚
かも?
というのも
音はひどいし
ジャケもひどい!(笑)
死体の写真をコラージュしたもの
まぁ、バンド名も「死体」って意味ですし
今回は自主規制ということで
96年に日本で初CD化されたときの
オリジナルのジャケットを覆っていた
カバーの方をアップしてます
音はなんだかモコモコしてるし
歌詞やアートはひたすらグロテスク
ただリリースのタイミングが
グラインド・コアの金字塔と言われている
Napalm Deathの2ndアルバムより
約2ヶ月ほど先に世に出ているという事実は
重要かと思います
ちなみにベースの
ジェフ・ウォーカーは
Napalm Deathの1stアルバムの
ジャケのデザインを担当してます
多才っすね~
Symphonies of Sickness [1989年作品]
曲の長さが伸びて
デスメタル的なリフも多用されています
Napalm Deathの3rdが1990年リリースなので
先にデスメタル的アプローチを取り入れて
作品を完成させていたというのが
興味深いところです
ただ
音はまだモコモコしてます(笑)
この2枚の
音はモコモコ
歌詞はグロテスク
というイメージが
のちにグラインド・コアから派生した
ゴア・グラインドのオリジナルとも言われてます
Necroticism: Descanting The Insalubrious [1991年作品]
3rdアルバム
もう1人ギターが加わって
ツインギター体制へ
そのギタリストというのが
のちのアーチ・エネミーのマイケル・アモット
メタル度アップで
グラインド・コアの進化の可能性を示した
重要作と言えると思います
正直、この頃
コドモながらに
CarcassがNapalm Deathを抜いたな
と思ってました!(^^)
Heartwork [1993年作品]
4thアルバム
これはマジで歴史的名盤と言ってよいでしょう
リード曲の「Heartwork」のイントロを
聴いたときマジでぶっ飛びました
グラインド・コアのみならず
エクストリーム・ミュージックや
ラウド・ミュージックと言われるシーンで
天下取ると思いました
ジャケのアートワークは
映画「エイリアン」のHR Gigerが担当してます
のちのメロディック・デスメタルの原型と言われてます
しかし
そのサウンドの形成に大いに貢献したであろう
ギターのマイケルがレコーディング後に脱退
レコード会社とも関係が上手くいかず
バンドは停滞します
Swansong [1996年作品]
1996年に欧米で遺作を意味する言葉である
「スワン・ソング」を発表してバンドは解散
デスメタル色がかなり薄れた内容に
当時は解散も仕方ないなぁ~と思ってましたが
あるライターさんが
このアルバムを
デスメタル化したMEGADEATHと高評価していて
これはこれでバンドが続いていたら
メタル・シーンで
スゴイことになっていたのかもしれないですね
Surgical Steel [2013年作品]
2007年に中心メンバーの2人
ジェフとビルにマイケルも加わって
12年ぶりに再始動
のちにマイケルは
自分の音楽に専念するために再び脱退
そして
2013年に17年ぶりのアルバムを発表
1992年のシングル「Tools Of The Trade」の
ジャケット・デザインを
そのまま写真で再現したかのような
アート・ワークにもグッときましたが
サウンドももろにその頃の延長で
もはや最先端な音ではないかもしれないですが
ファンとしては嬉しい1枚です
やっぱCarcassが最強かなぁ~(^^)
それにしても
Napalm Death人脈はスゲェーっすね
さすが帝王です
Napalm Death
いや~
反動というか(なんの反動?笑)
なりゆきで久々に聴いてます
やっぱすごいです
さすが帝王!
初めて聴いたのは
高校の終わり頃だったかかなぁ~
91~92年くらい?
もう5人体制のころで
中古で買ったVHSを見まくってました
雑誌などで情報はそれなりにあったけど
このバンド
メンバーチェンジが激しくて
なかなか把握するのが大変
なので今回は
あらためて1stから順番に聴いてます
From Enslavement To Obliteration + Scum [1989年国内盤CD]
1stと2ndがセットの便利でお得な1枚
当時、こういうのいっぱい出てましたね
2in1って言うの?
ただ収録時間の関係で
2~3曲カットなんて雑なのも多かったなぁ~(^_^;)
でも安心です
このバンド場合
2枚分を完全収録
さらにボーナストラックまで入って全55曲
コスパ最高過ぎです
「やっぱナパーム・デスは
リー・ドリアン在籍時だよね~」
なんて通ぶってると危ない落とし穴が!
1stのA面の12曲はメンバーが違います
ドラムのミック・ハリス以外は総入れ替え
早くもチェンジが激しいッス
みんな大好き
リー・ドリアン(Vo/Cathedral)と
ビル・スティアー(Gu/Carcass)が
登場するのは1stのB面から
そして2ndアルバムまで!
だからといって
1stのA面がダメってことでは
ぜんぜんなくて
「The Kill」「Scum」「Siege Of Power」
といった今でもライブの定番曲が
すでに収録されてたのも注目ですし
ここでギターを弾いてるのは
なんと
Godfleshのジャスティン・ブロードリックです
そして2ndアルバムで
ベースのシェーン・エンバリーが登場
リーとビルはここまで
グラインド・コアの金字塔的アルバム
バンドとしても
ここでいったんピークなのは
誰もが認めるところでしょう
Harmony Corruption [1990年国内盤CD]
オイラ的にほぼリアルタイムになる3rd
ギターがツインになり
メタル度がアップ!
ある意味で聴きやすくなったとも言えます
当時は賛否両論だったのかな
ここで離れたファンも少なくなかったと思います
個人的にはリアルタイムってこともあるし
このときのサウンドが好きです
そんでもって
またまたコスパ最高!
アルバム前後にリリースした
シングル2枚分がまるまる入ってます
ただ
またまたややこしいのが
そのうちの1枚分は
2ndの4人体制のころの作品で
同じCDの中に
VoとGuが違う音源が
混ざっちゃってるということになってます
このバンドのサウンドを形作った最重要人物
ドラムのミック・ハリスはこのアルバムまで
そう
みなさんお気づきでしょうか
ここで1stアルバムからのメンバーがいなくるんです
厳密にはミック・ハリスも初期メンバーではないのですが
オリジナル・メンバーが1人もいないのに
バンドが続くって凄くないですか?
あれ?
4thアルバムが見当たらない
持ってなかったっけ?
というワケで省略
Fear, Emptiness, Despair [1994年国内盤CD]
5thアルバム
オイラもちゃんと聴いてたのはここまでかなぁ~
前作の4thアルバムから新しいドラマーが加入
やっと落ち着きました
しばらくこの5人の体制が続きます
ミドルテンポな曲やパートがぐっと増えて
ブラスト・ビートが
まったく出てこない曲なんかもあったりで
当時のラウド・ミュージック・シーンを
だいぶ意識していたのか
あらたな境地にチャンレジしていたのか
まぁいろいろありますが
なんと言ってもこのアルバム
ボーナス・トラックとして収録されてる
Dead Kennedysのカバー
「Nazi Punks Fuck Off」
これにつきます
素晴らしすぎます
原曲を超えたカバー
たまーにありますね
そのテーマについては
いつかまた別で書きたいと思います
オイラ的にはこのバンドで1番好きな曲です
カバーですが(^_^;)
でも最近のライブでも
本編やアンコールの最後の方にプレイされてるので
バンドやファンにとっても重要な曲なんだと思います
演奏する前に
毎回、Dead Kennedysのカバーって
説明しててそこもグッときます
このあと
オイラは少し距離をおくことになるのですが
ある日、たまたま見たライブ映像で
不動の5人と思っていたら
ギターが1人だけになっていて
気になって調べたら
ギターのジェシー・ピンタードは
2004年に脱退して
その後、お亡くなりになってました(涙)
亡くなる直前に以前に参加していた
伝説的グラインド・コア・バンド
Terrorizerを復活させてたのは胸アツ!
2014年からはなんと
もう1人のギター
ミッチ・ハリスもお休み
最新のアーティスト写真は
ヴォーカルのバーニー
ベースのシェーン
ドラムのダニーの3人だけっていう寂しいカンジに
ちなみにバーニーは途中で1年間だけ
脱退してたりもします
やっぱりややこしいなぁ~
でも
まだまだ続くんだろうなぁ~
というかここまで来たら
帝王としてとことん続け欲しいですね
メンバーがさらに入れ替わっても
伝統を代々受け継いでいくみたいなカンジで! (^^)
夢中で見まくっていたVHSのライブ映像
DVD化されてないのかなぁ~と
探してみたら
なんとYouTubeにアップされてました
それもちゃんとオフィシャルで
よかったら
みなさんもどうぞ
やっぱカッコイイー!(^^)
Reg King – Reg King
Reg King [2015年再発盤]
Reg King
60年代のB級モッズバンド(失礼!笑)の
The Actionのヴォーカルが
バンド脱退後に唯一リリースした
正式ソロ・アルバムをついにゲット!
2012年にソロ期の未発表音源集も出てます
以前に こちら でも取り上げてます
The Actionのお蔵入りした
幻の2ndアルバムが好きな方は
絶対にオススメ
そのアルバムにも収録の
「In My Dreams」
「Little Bot」
こちら2曲がリメイクされて再録されてます
バックを元The ActionのMighy Babyが
務めてる曲もあります
ケンカ別れじゃなかったんですね
なんか哀愁が漂ってて
やっぱ好きだなぁ~
「You Go Have Yourself A Good Time」
「Gone Awa」
この2曲でじゅうぶん
元が取れました
号泣です(^^)
それにしてもこのジャケの
妖怪?悪魔?
なんなのでしょ?(^^)
ネットで検索してるときは
気にならなかったのですが
よく見るとちょっとへん?(笑)
Here Come the Tears - The Tears
Here Come the Tears [2005年]
ここ最近ずっと90年代の
ギター・ポップがマイブーム
で、今日はコレ!
Suedeの1stと同じくらいか
それ以上に名盤かも
まぁ、作った中心メンバー2人が同じだから
そりゃそうなんですけど(笑)
久々に聴いたけど
シングル・カットの「LOVERS」とか
何故か泣けてきちゃうほど名曲
Suedeのどの曲よりも良いかも
ってしつこいですね(^_^;)
こんな名盤なのに
セールスがあまり無かったってことで
活動停止だとか
もったいないなぁ~
ちなみに
このバンドのドラマーは
マコト・サカモトさんという日本人の方
ギターのバーナード・バトラーのソロなどで
たびたび叩いてたそうです
残念ながら2018年にお亡くなりになってます
ジョニー・サンダース コンプリート・ワークス
ジョニー・サンダース コンプリート・ワークス [2020]
届く前から
かなりワクワクしていたのですが
実際にゲットして
読んでみてやっぱサイコー!
書かれてる方もおしゃってましたが
図鑑のような作りで
ずっと眺めていられます(^^)
リリース順ではなくて
録音日順というのが
とても良いと思いました
伝説の人物と言われているわりには
正式なスタジオ録音盤は
比較的少なくて
ブートレグ・レベルのライブ盤や
デモ音源集や
ミックス違いなんてのが
後から後から出てきて
まぁ正式なアルバムが少ないから
余計にそういうことになってるんでしょうが
まぁややこしいワケです
今回そういうのが
順序立てて説明されているので
非常にわかりやすいです
というワケで
時間を見つけては
解説を読みながら
(図鑑を眺めながら?)
いろいろと聴き返しているわけですが
当然、掲載されている作品を
全部持ってるワケではないので
断捨離しなきゃいけないし
コロナ禍でこの後どうなるかわからないから
レコードやCD買ってる場合ではないのですが
あれもこれも欲しくなっちゃうのが
困りどころ!(^_^;)
New York Dollsを
やっとさらい終えたとこですが
だいぶ印象がかわりました
2枚の正式アルバムは
プロデューサーと意見があわず
メンバーは仕上がりを気に入っていなかった
とのことだったので
そういう先入観でずっと聴いていたし
2000年にリリースされた
1stアルバムのレコーディングの
直前に作られていたデモ音源集
「A Hard Night's Day」を
聴いたときも
荒々しくて
こっちの方がパンクっぽくて
カッコイイんじゃね
なんて思ってたのですが
今回あらためて聴きなおして
2枚の正式アルバムは
それなりにバランスよく作られてるし
そこにちゃんとプロの仕事が
あるように感じられました
なんか再発見できて嬉しいです
さぁ次はHeartbreakersだ
まだまだ楽しめそう!(^^)