L.A.M.F. The Found '77 Masters - Heartbreakers
L.A.M.F. The Found '77 Masters [2021年作品]
Heartbreakers
もう何種類も持ってるし
もう、いいかなぁ~と思ってましたが
やっぱゲットしてしまいました
断捨離(終活)中のハズなんですが
初期パンク後追い世代のオイラの場合
ハマりだした頃には
1977年リリースのオリジナル盤は
もう出回ってなくて
1984年リリースのリミックスされた
「Revisited」を有難がって聴きまくっていたので
そちらの方が馴染み深いカンジです
1986年リリースのライブ盤「D.T.K」との
なんてのもあったし
その後
だいぶ経って
Jonnny Thundersの死後
1994年に「The Lost '77 Mixes」がリリース
300テイクにも及ぶ
別ミックスから厳選された
限りかなくオリジナル盤を
再現したといわれている作品
解散の原因につながったとも言われる
評判の悪い音質のオリジナル盤は
結局、この時点ではまだ聴けたことがなかったので
へぇ~、そうなんだ
くらいに思って聴きました
オリジナル盤の音質はともかく
歴史上の名盤であることは間違いなく
その後もいろいろなバージョンがリリースされてます
中にはその泥ミックスと酷評されている
オリジナル盤をあえてCD化した作品なんてのもあります
今回の「The Found '77 Masters」は
その泥をかぶる前のオリジナル盤のマスターが
なんと発見されました
というもの
マジかー!?
ってカンジだし
もう、いいかなぁ~
だったのですが....
ここまできたら
お付き合いと言いますか
なんか決着をつけたいというか
なんの決着かわかりませんし
まだ何かありそうな気もしますが
ぶっちゃけ
細かい音質の差などを
あまり聴き分けられないオイラの感想ですが
ズバリ
なんか全体的に良いカンジがする!
です(笑)
ボーナス・ディスクの2枚目は
デモとシングルのレア音源集
1977年リリースのシングル
「Chinese Rocks」からの2曲が
アルバムとは別ミックスということで
収録されてます
これは初CD化なのかな?
詳しい方どうなんでしょう?
ただ、本当に別ミックスだったのか
怪しい気もします
解説にも「ほぼ同じに聞こえる」
って書いてあるし(笑)
他のデモはどれも既発だし
コンプリートってことでもないので
ちょっと中途半端な印象
とは言っても
Richard Hellの曲がここに入るのも
ちょっと違う気もするので
この判断で正しかったのかも
オリジナル盤どおりの
Heartbreakers名義ってのもなんか良かったです
解説やインタビュー
写真も多めな32ページのブックレット含め
ジャケットなどかなり丁寧な作りなので
やはり手元に置いておきたい1枚
(2枚組ですが)
英語が得意じゃないオイラとしては
ちょっとお高いですが
対訳付きの国内仕様盤がオススメです(^^)
◆◆追記◆◆ 2021/12/27
先ほど届いた
ファンジン Courageous Cat Club Vol.4に
詳しく書いてありました
発見されたマスターの箱の日付によると
オリジナルのマスターではなく
暫定ミックスの疑いがあるとのこと
さらに
シングル「Chinese Rocks」からの2曲も
やはり怪しいとのこと
マジかー!(^^)