Rechordings 1978-1981 - The Chords
Rechordings 1978-1981 [2019年作品]
The Chords
こんなの出てたんすね
CD5枚組のボックスセット
ネオ・モッズを
ガンガン聴くモードではなかったのですが
見つけてしまったら
ゲットするしかないですよね
何度もここで書いてるように
断捨離(終活)中ではありますが(^_^;)
オイラ的にネオ・モッズの中で
ベスト3に入るバンドですが
そういえば
持ってない作品もあったので
かなりちょうどよかったです
CD1枚目は1stアルバムをそのまま
もちろん当時おまけで付いていた
7インチ・シングルの2曲も収録
2枚目はシングルス
2008年にも単体でリリースになっていますが
ちょっと曲順と収録曲が違います
そっちに入っていた
「Now It's Gone」の当時は未発売の
12インチ・シングル・バージョン
というのがボックスには見当たりません
なんでだろ?
3枚目はライブとBBCセッション
2001年に出た「At The BBC」が
まるまる入ってて
さらに未収録だった2曲がプラス
それと1986年リリースの
「No One Is Listening Anymore」
もう誰も聴いてねぇよ!
というステキなタイトルのライブ盤も
まるまる入ってます
再結成や再集結を除く
当時のオフィシャル音源はほぼ全部収録ということになるのかな
そしてここからが驚愕です
4枚目は1978~1980までのレア音源集
なんと全24曲がすべて未発表!
ほぼ既発曲のデモなどではありますが
荒々しくて
テンポが速かったりで
激あがりです
5枚目は1980~1981までのレア音源集
こちらも全17曲中の16曲が未発表音源
2代目ヴォーカルのKip時代のもの
幻の2ndアルバム用のデモなど激レア多数で
盛り上がりつつも
2ndアルバムが発売にならず解散したんだと思うと
なんだかせつなくもなります
36ページのブックレットもかなり良いです
写真はあまりなく
解説がビッシリ
英語なのでちょっとめんどくさいですが
レコーディングやリリースなどのデータが
かなり詳細に載っていて
オタク的にはサイコーです!
ドラマーのBuddy Ascottが
もろもろコンパイルと
ライナー担当ということですが
どんだけ物持ちと記憶がいいんだろ
ホントに頭が下がります
ちなみに2000年にCD2枚組のコンピが出てて
そっちにもデモなどの未発表音源が
数曲収録されてるのですが
なんとこのボックスとのカブりは1曲のみ!
もちろんこっちの2枚組コンピも
Buddy Ascottがもろもろ担当してて
レコーディング・データがかなり詳細
同じレコーディング・セッションがあったりするので
解説を読みながら聴いていると
さらに盛り上がってきます
ボックスのタイトル
「Rec」のあとに「h」が足してあって
なんだか粋でステキです
やっぱネオ・モッズ良いなぁ~(^^)
Around Again 1972-79 - Blue Ash
Around Again 1972-79 [2004年作品]
Blue Ash
いろいろ引っ張り出してきて
聴きまくるモードに突入中(^^)
で、今日はコレ
かなり久々にジャケを見てビックリ
これレア音源集だったのか!
CD2枚組で音質も悪くないから
てっきり普通にベストだと勘違いしてました
中心メンバーのFrank Secichは
このバンド解散のあと
Stiv Batorsのソロ期(Power Pop時代)の相棒になります
ちなみに今回、何故かひっかかって
ちょっと調べてみたら
Stiv Batorsの方がちょっと年上なんですね
Blue Ashは1973年デビューだったので
勝手にFrank Secichの方が先輩なんだと思ってました
その絡みで買ったのかなぁ~?
発売が2004年だから
Power Popを勉強してたときに
ガイドブック見ながら買ったのかなぁ~?
記憶があやしいです(^_^;)
グッド・メロディの曲が多数で最高です
同時期&同郷のRaspberriesが
US Power Popの代表とされてますが
同じくらい評価されても良いのになぁ~
この曲とかは
聴いてると
なぜか涙が出てくるくらい名曲
レア音源集ということで
メンバーによる1曲ごとの解説が載ってました
Beatlesを参考にしただとか
Who、Kinks、Yardbirdsなんかの名前も出てきて
なんだか嬉しくなってきます
まぁオイラはBeatlesはあまり聴いてないので
そこだけはあまりピンときませんが(^_^;)
ちなみに
Rolling Stonesのカバーもあったりします
録音年などのもっと詳細なデータが載ってると
オタク的にはありがたいのですが
まぁ問題ありません
そういうえば
何かのオムニバスで初めて
このBlue Ashを聴いたときに
「この曲スゲェー!最高じゃん!」
ってなったのですが
ちょっと調べたら
Beatlesのカバーでした
Power Popを勉強するなら
その前にBeatlesは聴いておけって話ですね
失礼しました!(^^)
当時、2枚のアルバムをリリース
そっちは持ってないので
探してみようかなぁ~
断捨離(終活)中だけど(^_^;)
あと5~6年前にベストも出てます
Lords Of The New Church
New Church 7" [1982年作品]
Lords Of The New Church
クリスマスだからローズを聴いてます
って関係ないですね
高校生(中学校だったかな?)のときに出会って
ずっと大好きで
もう30年くらいこのバンドを聴いてるのですが
このデビュー7インチ
シングル・バージョンだったことに
今さら気づきました(^_^;)
最初にLPで見つけて
それをカセット・テープにダビングして
すりきれるまで聴いて
そのうちCDが出回りだして
何度か再発されたり
ベストやコンピが出たり
で、ちょっとレアだった
この7インチもあとになってから手に入れて
でもバージョン違うと思ってなかったし
もったいないと思って
針を落としたことがありませんでした
両面とも
アルバム・バージョンより
テンポはちょい遅めで
リズムもちょっとヌルっとしてます
A面の「New Church」の出だしのキーボードが
例のトッカータとフーガのフレーズではなく
それっぽい風のメロディで
よりゴスっぽいというか
おどろおどろしいカンジです
ヌルっとしたリズムと相成って
全体的にドロドロしてて
コレはコレで良いです
ドラムの人は
ちょっと前まで
ボーダーTシャツにホワイトジーンズで
爽やかにパーパパパーってやってたのに
こんな黒くゴスになるなんて
バンド人生って面白いですね(^^)
このシングル・バージョン
オイラが調べた限りでは
今まで何枚もベストやコンピがリリースされているのに
収録されていないので
是非CD化を希望します
12インチ・シングル収録の
ロング・バージョンやミックス違いとか
ライブ盤「Scene Of The Crime」の2枚組LPに付いてた
おまけの12インチなど
そういうのを合わせて
コンピ盤「Lords Prayer」の第3弾として
CDでリリースされないかなぁ~
2020年にニーズないですかね(^_^;)
↑こちらのYouTubeはアルバム・バージョン
ちょっと探したけどシングル・バージョンは
見つかりませんでした
What About Me
What About Me
[1993年作品/DVD国内発売2005年]
やっと見れました
ジョニー・サンダースが音楽を担当
さらにちょろっと出演してるという映画が存在している
ということと
それを字幕付きで見られるということを
ジョニー・サンダースの解説本で知ってから
ずっと気になってました
某Amazonでお手頃価格になっていたのをゲット
出演シーンはホントにちょろっとですが
やっぱジョニー・サンダースはカッコイイ!
ギャング姿のジェリー・ノーランもステキ!
ディー・ディー・ラモーンの足の細さにビックリ!
リチャード・ヘルはまぁまぁシーン多めで
普通に演技してる! ←失礼!?(^^)
要所要所で流れる
ジョニー・サンダースの音楽も最高!
エンディングも含めて
せつなすぎるストーリーは好きな人は好きってカンジです
モノクロで雰囲気があって良いし
狙ってのことなのかもしれませんが
もう少しだけ画質が良ければなぁ~
元々そういう仕上がりだったのか
マスターの保存状態が悪かったのかわかりませんが
93年発表ということですが
いつころ撮影してたんだろ?
ジョニーが亡くなったのが91年
ジェリーもディー・ディーも
みんな亡くなってしまった現在
動いてる(演技している)彼らが観られる
ってことだけでもオススメかもです
Aura - The Mission
Aura [2001年作品]
The Mission
先日、ワゴンセールでゲットした1枚
これはめちゃめちゃアタリでした
コスパ最高!(^^)
1986年に結成のイギリスのバンド
ちゃんと聴いたのいつぶりだろ?
ポジパンというジャンルがあるのを知ったのが
たしか中学生の終わり頃?
それとも、もう高校生だったかなぁ~?
当時はゴシックっていうジャンル名がなくて
ポジティブ・パンクの略でポジパン
ヴィジュアル系って言葉もまだない頃
なんだか懐かしいなぁ~
ゴシックというジャンルは
ある意味、美しさの追求で
そこにはメロディの美しさも
含まれるから
オイラの美メロ好きって部分と
リンクするんですよね~(^^)
ちょっと調べたら
このバンド
今まで2回解散してるんですね
で、これは
1回目の再結成の1番最初のアルバムだそうです
Sisters of Mercy時代からの盟友で
このバンドの創設メンバーである
ベースのCraig Adamsが一旦は脱退してたものの
この作品から復帰してるもの
大きいのかもしれないですね
オイラが聴いてた初期っぽさを感じれて
非常にとっつきやすかったです
これぞミッション
というまさに王道ナンバー!
なんかThe Cureっぽい
かわいいナンバー(^^)
またガッツリ聴いていこうかな
Hanky Panky - TH eROCKERS
Hanky Panky [1981年作品]
まぁ、いつもそうだと言えますが
今回は(も?笑)
かなり備忘録的内容です
昨年、38年ぶりにリリースされた新作アルバムを
どれが完全新作で
どれがリメイクで
どれがカバーなんだっけ?
と、ちょっとオタク的に聴きなおしてたら
クレジットの中に「高橋研」というお名前を発見!
たしか
カバーアルバム「Hanky Panky」の訳詞を
担当してた方だったはず
ということで引っ張りだしてきました
ちなみに
新作アルバムの収録曲については
詳しく載っています
聴くのはホントにひさびさ
ぶっちゃけ
世間的な評価は低いんだと思います
好きな人は好きなんだろうけど...
ホームページのディスコグラフィーにも載ってないし
2016年のバンド40周年記念の
再発祭りのときも
この作品は抜けてたし
つまりそういう作品ってことなのかなぁ(^_^;)
そういえば
カバーアルバムってことだけど
オリジナルって誰なんだろう?
まぁオタク体質なんで
当然そーなりますよね(^^)
オイラが持ってるのはQ盤という廉価盤CD
とくにライナーとか解説は無いし
クレジットの字も小さい小さい
下手すると潰れてたり(涙)
オリジナルのLPには解説あったのかなぁ~?
プロモ用の7インチってのが
当時、あったみたいで
それには解説が載っていたみたいです
仕方がないので自力で調査開始!
A面(1~7)は「ROCK N ROLL SIDE」と
名付けられてて
50~60年代のロカビリー曲がメイン
ロカビリー詳しくないので完全にネット頼み!(^^)
HANKY PANKY
Tommy James & The Shondellsで有名ですが
The Raindropsというバンドが
オリジナルなんだそうです
2.ドライビンナイトメドレー
●AIN'T THAT A SHAME / Fats Domino
●GREAT BALLS OF FIRE / Jerry Lee Lewis
●TUTTI FRUTTI / Little Richard
メドレーの2曲目
クレジットは「GREAT BALL OF FIRE」
になってて
BALLのあとのSが抜けてます
3.冷たくしないで
DO'NT BE CRUEL / Elvis Presley
4.ブルージン・バップ
BLUEJEAN BOP / Gene Vincent
クレジットにはBLUEとJEANの間にスペースがあるのですが
それだと検索になかなか引っかからず
ちょっと苦労しました(^_^;)
5.ムーディナイトメドレー
●SHE SHE LITTLE SHEILA / Gene Vincent
●SAY MAMA / Gene Vincent
●YES I LOVE YOU, BABY / Gene Vincent
メドレーの3曲目
クレジットには「YES I LOVE YOU」と記載
まぁ~これがネットでぜんぜん引っかからず
作者名でもダメ
最終手段として歌詞を入力
そしたら引っかかりました
YOUのあとのBABYがポイントでした(笑)
3曲ともGene Vincent
6.ヘイ グッド ルッキン
HEY GOOD LOOKIN' / Hank Williams
7.ドント ワリ― ベイビー
DON'T WORRY BABY / Beach Boys
この曲、B面に入ってた方が自然ですよね
B面(8~14)は「POPS SIDE」と
名付けられてて
50~60年代のポップスと
ガレージ系などのバンドの曲が取り上げられてて
後者に関してはかなり興味深いです
1.クレイジー ラブ
CRAZY LOVE / Paul Anka
2.ブラック イズ ブラック
BLACK IS BLACK / Los Bravos
60年代のスペインのバンドだそうです
3.涙のレター
THE LETTER / Box Tops
パワーポップの最重要人物の1人であるAlex Chiltonが
Big Starの前に在籍していた60年代のバンドのヒット曲
ただ、
ストーンズの「黒くぬれ!」的な?
もしくはディスコ調のオクターブなベースのアレンジは
オリジナルには無いんです
誰のバージョンをお手本にしたのか
TH eROCKRSによるアイディアなのか
知りたい~!
4.キッス
KICKS / Paul Revere &Raiders
60年代のアメリカのバンドの曲
Damnedの変名バンド
Naz Nomad and the Nightmaresが
取り上げているのが有名
5.恋の手ほどき
1-2-3 / Len Barry
アメリカのブルー・アイド・ソウル・シンガーだそうです
オイラが持ってる
モッズやノーザン・ソウルのコンピにも
この曲が収録されてましたので
知る人ぞ知る曲みたいです
6.プリティ ウーマン
OH PRETTY WOMAN / Roy Orbison
7.ハンキ― パンキー
HANKY PANKY / The Raindrops
1曲目と同じ曲ですが
こちらはちょっとテンポ・アップになってます
これもお手本のバージョンがあったり?
以上。
ウォー!
整理できて
モーレツにスッキリしました(^^)
このアルバム
近田春夫さんがプロデューサーだと
勝手に思い込んでこんでましたが
今回、ちゃんとクレジットを見たら
「スペシャル・サンクス欄」に
お名前が載ってるだけでした
実際はどのくらい関わっていたのでしょう?
誰が?
どいう基準で?
どの曲をどう選んだのかが非常に気になります
とくにガレージ系の曲と
ほぼ同じ時期の映画「バースト・シティー」のサントラの
「セルナンバー8」の元ネタなどは
当時それなりにマニアックだったと思うのですが
そんなこともないんでしょうか?(^^)
それにしても
1981年にロッカーズは
このカバーを含めて
3枚もアルバムをリリースしてるんですね
曲も速いけど
リリースも早い!
「このスピードについてこれるか!」
というのが1stアルバムのコピーですが
リリースの早さに
メンバーがついていけずに脱退
そして解散となってしまったんですかね?(涙)