Rechordings 1978-1981 - The Chords

f:id:RYOJI:20210125221551j:plain

Rechordings 1978-1981 [2019年作品]

The Chords

 

こんなの出てたんすね

CD5枚組のボックスセット

ネオ・モッズを

ガンガン聴くモードではなかったのですが

見つけてしまったら

ゲットするしかないですよね

何度もここで書いてるように

断捨離(終活)中ではありますが(^_^;)

オイラ的にネオ・モッズの中で

ベスト3に入るバンドですが

そういえば

持ってない作品もあったので

かなりちょうどよかったです

 

CD1枚目は1stアルバムをそのまま

もちろん当時おまけで付いていた

7インチ・シングルの2曲も収録

 

2枚目はシングルス

2008年にも単体でリリースになっていますが

ちょっと曲順と収録曲が違います

そっちに入っていた

「Now It's Gone」の当時は未発売の

12インチ・シングル・バージョン

というのがボックスには見当たりません

なんでだろ?

 

3枚目はライブとBBCセッション

2001年に出た「At The BBC」が

まるまる入ってて

さらに未収録だった2曲がプラス

それと1986年リリースの

「No One Is Listening Anymore」

もう誰も聴いてねぇよ!

というステキなタイトルのライブ盤も

まるまる入ってます

 

再結成や再集結を除く

当時のオフィシャル音源はほぼ全部収録ということになるのかな

 

そしてここからが驚愕です

4枚目は1978~1980までのレア音源集

なんと全24曲がすべて未発表!

ほぼ既発曲のデモなどではありますが

荒々しくて

テンポが速かったりで

激あがりです

 

5枚目は1980~1981までのレア音源集

こちらも全17曲中の16曲が未発表音源

2代目ヴォーカルのKip時代のもの

幻の2ndアルバム用のデモなど激レア多数で

盛り上がりつつも

2ndアルバムが発売にならず解散したんだと思うと

なんだかせつなくもなります

 

36ページのブックレットもかなり良いです

写真はあまりなく

解説がビッシリ

英語なのでちょっとめんどくさいですが

レコーディングやリリースなどのデータが

かなり詳細に載っていて

オタク的にはサイコーです!

 

ドラマーのBuddy Ascottが

もろもろコンパイル

ライナー担当ということですが

どんだけ物持ちと記憶がいいんだろ

ホントに頭が下がります

 

ちなみに2000年にCD2枚組のコンピが出てて

そっちにもデモなどの未発表音源が

数曲収録されてるのですが

なんとこのボックスとのカブりは1曲のみ!

もちろんこっちの2枚組コンピも

Buddy Ascottがもろもろ担当してて

レコーディング・データがかなり詳細

同じレコーディング・セッションがあったりするので

解説を読みながら聴いていると

さらに盛り上がってきます

 

ボックスのタイトル

「Rec」のあとに「h」が足してあって

なんだか粋でステキです

やっぱネオ・モッズ良いなぁ~(^^)

 

 

Around Again 1972-79 - Blue Ash

f:id:RYOJI:20210109183202j:plain

Around Again 1972-79 [2004年作品]

Blue Ash

 

いろいろ引っ張り出してきて

聴きまくるモードに突入中(^^)

で、今日はコレ

かなり久々にジャケを見てビックリ

これレア音源集だったのか!

CD2枚組で音質も悪くないから

てっきり普通にベストだと勘違いしてました

 

中心メンバーのFrank Secichは

このバンド解散のあと

Stiv Batorsのソロ期(Power Pop時代)の相棒になります

ちなみに今回、何故かひっかかって

ちょっと調べてみたら

Stiv Batorsの方がちょっと年上なんですね

Blue Ashは1973年デビューだったので

勝手にFrank Secichの方が先輩なんだと思ってました

 

その絡みで買ったのかなぁ~?

発売が2004年だから

Power Popを勉強してたときに

ガイドブック見ながら買ったのかなぁ~?

記憶があやしいです(^_^;)

 

グッド・メロディの曲が多数で最高です

同時期&同郷のRaspberriesが

US Power Popの代表とされてますが

同じくらい評価されても良いのになぁ~

 

この曲とかは

聴いてると

なぜか涙が出てくるくらい名曲

 

レア音源集ということで

メンバーによる1曲ごとの解説が載ってました

Beatlesを参考にしただとか

Who、Kinks、Yardbirdsなんかの名前も出てきて

なんだか嬉しくなってきます

まぁオイラはBeatlesはあまり聴いてないので

そこだけはあまりピンときませんが(^_^;)

ちなみに

Rolling Stonesのカバーもあったりします

録音年などのもっと詳細なデータが載ってると

オタク的にはありがたいのですが

まぁ問題ありません

 

そういうえば

何かのオムニバスで初めて

このBlue Ashを聴いたときに

「この曲スゲェー!最高じゃん!」

ってなったのですが

ちょっと調べたら

Beatlesのカバーでした

Power Popを勉強するなら

その前にBeatlesは聴いておけって話ですね

失礼しました!(^^)

 

当時、2枚のアルバムをリリース

そっちは持ってないので

探してみようかなぁ~

断捨離(終活)中だけど(^_^;)

あと5~6年前にベストも出てます

 

 

クレイジーピエロ

f:id:RYOJI:20210106205045j:plain

クレイジーピエロ [文庫 1999年]

ヨウスケの奇妙な世界14

高橋葉介

 

お正月の某ブックオフのセールで

やっと見つけました!

何度かここで取り上げてきた

「ヨウスケの奇妙な世界」文庫シリーズ

全20冊のうち13冊目をゲット

断捨離(終活)中のハズなんですが(^_^;)

 

ダークヒーロー活劇っていうの?

 子供の頃に読んだきりだったけど

あらため読んでもやっぱいいなぁ~

高橋葉介ワールド中でも

かなり好きなキャラ

全部で3話収録

もっとあった気もするけど

そんなもんだったのかなぁ

なにせ遠い記憶なもんですから

もっといろんなエピソードで活躍するのを

読みたかったなぁ~

 

Lords Of The New Church

f:id:RYOJI:20201224214713j:plain

New Church 7" [1982年作品]

Lords Of The New Church

 

クリスマスだからローズを聴いてます

って関係ないですね

高校生(中学校だったかな?)のときに出会って

ずっと大好きで

もう30年くらいこのバンドを聴いてるのですが

このデビュー7インチ

シングル・バージョンだったことに

今さら気づきました(^_^;)

 

最初にLPで見つけて

それをカセット・テープにダビングして

すりきれるまで聴いて

そのうちCDが出回りだして

何度か再発されたり

ベストやコンピが出たり

で、ちょっとレアだった

この7インチもあとになってから手に入れて

でもバージョン違うと思ってなかったし

もったいないと思って

針を落としたことがありませんでした

 

両面とも

アルバム・バージョンより

テンポはちょい遅めで

リズムもちょっとヌルっとしてます

A面の「New Church」の出だしのキーボードが

例のトッカータとフーガのフレーズではなく

それっぽい風のメロディで

よりゴスっぽいというか

おどろおどろしいカンジです

ヌルっとしたリズムと相成って

全体的にドロドロしてて

コレはコレで良いです

 

ドラムの人は

ちょっと前まで

ボーダーTシャツにホワイトジーンズで

爽やかにパーパパパーってやってたのに

こんな黒くゴスになるなんて

バンド人生って面白いですね(^^)

 

このシングル・バージョン

オイラが調べた限りでは

今まで何枚もベストやコンピがリリースされているのに

収録されていないので

是非CD化を希望します

 

12インチ・シングル収録の

ロング・バージョンやミックス違いとか

ライブ盤「Scene Of The Crime」の2枚組LPに付いてた

おまけの12インチなど

そういうのを合わせて

コンピ盤「Lords Prayer」の第3弾として

CDでリリースされないかなぁ~

2020年にニーズないですかね(^_^;)

 

↑こちらのYouTubeはアルバム・バージョン

ちょっと探したけどシングル・バージョンは

見つかりませんでした

 

 

What About Me

f:id:RYOJI:20201220185252j:plain

What About Me

[1993年作品/DVD国内発売2005年]

 

やっと見れました

ジョニー・サンダースが音楽を担当

さらにちょろっと出演してるという映画が存在している

ということと

それを字幕付きで見られるということを

ジョニー・サンダース解説本で知ってから

ずっと気になってました

 

Amazonでお手頃価格になっていたのをゲット

出演シーンはホントにちょろっとですが

やっぱジョニー・サンダースはカッコイイ!

ギャング姿のジェリー・ノーランもステキ!

ディー・ディー・ラモーンの足の細さにビックリ!

リチャード・ヘルはまぁまぁシーン多めで

普通に演技してる! ←失礼!?(^^)

 

要所要所で流れる

ジョニー・サンダースの音楽も最高!

 

エンディングも含めて

せつなすぎるストーリーは好きな人は好きってカンジです

モノクロで雰囲気があって良いし

狙ってのことなのかもしれませんが

もう少しだけ画質が良ければなぁ~

元々そういう仕上がりだったのか

マスターの保存状態が悪かったのかわかりませんが

 

93年発表ということですが

いつころ撮影してたんだろ?

ジョニーが亡くなったのが91年

ジェリーもディー・ディーも

みんな亡くなってしまった現在

動いてる(演技している)彼らが観られる

ってことだけでもオススメかもです

 

Aura - The Mission

 f:id:RYOJI:20200812214431j:plain

Aura [2001年作品]

The Mission

 

先日、ワゴンセールでゲットした1枚

これはめちゃめちゃアタリでした

コスパ最高!(^^)

 

1986年に結成のイギリスのバンド

ちゃんと聴いたのいつぶりだろ?

ポジパンというジャンルがあるのを知ったのが

たしか中学生の終わり頃?

それとも、もう高校生だったかなぁ~?

当時はゴシックっていうジャンル名がなくて

ポジティブ・パンクの略でポジパン

ヴィジュアル系って言葉もまだない頃

なんだか懐かしいなぁ~

 

ゴシックというジャンルは

ある意味、美しさの追求で

そこにはメロディの美しさも

含まれるから

オイラの美メロ好きって部分と

リンクするんですよね~(^^)

 

ちょっと調べたら

このバンド

今まで2回解散してるんですね

で、これは

1回目の再結成の1番最初のアルバムだそうです

Sisters of Mercy時代からの盟友で

このバンドの創設メンバーである

ベースのCraig Adamsが一旦は脱退してたものの

この作品から復帰してるもの

大きいのかもしれないですね

オイラが聴いてた初期っぽさを感じれて

非常にとっつきやすかったです

 

これぞミッション

というまさに王道ナンバー!

 

なんかThe Cureっぽい

かわいいナンバー(^^)

 

またガッツリ聴いていこうかな

 

 

 

 

 

 

 

 

Hanky Panky - TH eROCKERS

f:id:RYOJI:20200809170541j:plain

Hanky Panky [1981年作品]

TH eROCKERS

 

まぁ、いつもそうだと言えますが

今回は(も?笑)

かなり備忘録的内容です

 

昨年、38年ぶりにリリースされた新作アルバムを

どれが完全新作で

どれがリメイクで

どれがカバーなんだっけ?

と、ちょっとオタク的に聴きなおしてたら

クレジットの中に「高橋研」というお名前を発見!

たしか

カバーアルバム「Hanky Panky」の訳詞を

担当してた方だったはず

ということで引っ張りだしてきました

ちなみに

新作アルバムの収録曲については

TH eROCKERSオフィシャル・サイト

詳しく載っています

 

聴くのはホントにひさびさ

ぶっちゃけ

世間的な評価は低いんだと思います

好きな人は好きなんだろうけど...

ホームページのディスコグラフィーにも載ってないし

2016年のバンド40周年記念の

再発祭りのときも

この作品は抜けてたし

つまりそういう作品ってことなのかなぁ(^_^;)

 

そういえば

カバーアルバムってことだけど

オリジナルって誰なんだろう?

まぁオタク体質なんで

当然そーなりますよね(^^)

オイラが持ってるのはQ盤という廉価盤CD

とくにライナーとか解説は無いし

クレジットの字も小さい小さい

下手すると潰れてたり(涙)

オリジナルのLPには解説あったのかなぁ~?

プロモ用の7インチってのが

当時、あったみたいで

それには解説が載っていたみたいです

仕方がないので自力で調査開始!

 

A面(1~7)は「ROCK N ROLL SIDE」と

名付けられてて

50~60年代のロカビリー曲がメイン

ロカビリー詳しくないので完全にネット頼み!(^^)

 

1.ハンキー・パンキー

HANKY PANKY

Tommy James & The Shondellsで有名ですが

The Raindropsというバンドが

オリジナルなんだそうです

 

2.ドライビンナイトメドレー

●AIN'T THAT A SHAME / Fats Domino

●GREAT BALLS OF FIRE / Jerry Lee Lewis

TUTTI FRUTTI / Little Richard

メドレーの2曲目

クレジットは「GREAT BALL OF FIRE」

になってて

BALLのあとのSが抜けてます

 

3.冷たくしないで 

DO'NT BE CRUEL / Elvis Presley

 

4.ブルージン・バップ 

BLUEJEAN BOP / Gene Vincent

クレジットにはBLUEとJEANの間にスペースがあるのですが

それだと検索になかなか引っかからず

ちょっと苦労しました(^_^;)

 

5.ムーディナイトメドレー

●SHE SHE LITTLE SHEILA / Gene Vincent

●SAY MAMA / Gene Vincent

●YES I LOVE YOU, BABY / Gene Vincent

メドレーの3曲目

クレジットには「YES I LOVE YOU」と記載

まぁ~これがネットでぜんぜん引っかからず

作者名でもダメ

最終手段として歌詞を入力

そしたら引っかかりました

YOUのあとのBABYがポイントでした(笑)

3曲ともGene Vincent

 

6.ヘイ グッド ルッキン 

HEY GOOD LOOKIN' / Hank Williams

 

7.ドント ワリ― ベイビー

DON'T WORRY BABY / Beach Boys

この曲、B面に入ってた方が自然ですよね

 

B面(8~14)は「POPS SIDE」と

名付けられてて

50~60年代のポップスと

ガレージ系などのバンドの曲が取り上げられてて

後者に関してはかなり興味深いです

 

1.クレイジー ラブ

CRAZY LOVE / Paul Anka

 

2.ブラック イズ ブラック

BLACK IS BLACK / Los Bravos

60年代のスペインのバンドだそうです

 

3.涙のレター

THE LETTER / Box Tops 

パワーポップの最重要人物の1人であるAlex Chiltonが

Big Starの前に在籍していた60年代のバンドのヒット曲

ただ、

ストーンズの「黒くぬれ!」的な?

もしくはディスコ調のオクターブなベースのアレンジは

オリジナルには無いんです

誰のバージョンをお手本にしたのか

TH eROCKRSによるアイディアなのか

知りたい~!

 

4.キッス

KICKS / Paul Revere &Raiders

60年代のアメリカのバンドの曲

Damnedの変名バンド

Naz Nomad and the Nightmaresが

取り上げているのが有名

 

5.恋の手ほどき

1-2-3 / Len Barry

アメリカのブルー・アイド・ソウル・シンガーだそうです

オイラが持ってる

モッズやノーザン・ソウルのコンピにも

この曲が収録されてましたので

知る人ぞ知る曲みたいです

 

6.プリティ ウーマン

OH PRETTY WOMAN / Roy Orbison

 

7.ハンキ― パンキー

HANKY PANKY / The Raindrops

1曲目と同じ曲ですが

こちらはちょっとテンポ・アップになってます

これもお手本のバージョンがあったり?

 

以上。

ウォー!

整理できて

モーレツにスッキリしました(^^)

このアルバム

近田春夫さんがプロデューサーだと

勝手に思い込んでこんでましたが

今回、ちゃんとクレジットを見たら

スペシャル・サンクス欄」に

お名前が載ってるだけでした

実際はどのくらい関わっていたのでしょう?

 

誰が?

どいう基準で?

どの曲をどう選んだのかが非常に気になります

とくにガレージ系の曲と

ほぼ同じ時期の映画「バースト・シティー」のサントラの

「セルナンバー8」の元ネタなどは

当時それなりにマニアックだったと思うのですが

そんなこともないんでしょうか?(^^)

 

それにしても

1981年にロッカーズ

このカバーを含めて

3枚もアルバムをリリースしてるんですね

曲も速いけど

リリースも早い!

「このスピードについてこれるか!」

というのが1stアルバムのコピーですが

リリースの早さに

メンバーがついていけずに脱退

そして解散となってしまったんですかね?(涙)